本ページでは電気通信主任技術者試験の概要を紹介します。
Contents
試験科目は?
試験科目には伝送交換主任技術者試験と線路主任技術者試験のどちらを受験するかによって変わる科目とどちらの試験でも共通の科目があります。
共通科目
- 法規
- 電気通信システム
法規は電気通信事業法、有線電気通信法、電波法及びこれらに基づく命令、不正アクセス行為の禁止等に関する法律並びに電子署名及び認証業務に関する法律に基づく命令、国際電気通信連合憲章及び国際電気通信連合条約の大要から出題されます。
電気通信システムは電気通信工学の基礎、電気通信システムの大要から出題されます。
伝送交換主任技術者試験
- 伝送交換設備及び設備管理
- 専門的能力
伝送交換設備の概要並びに当該設備の設備管理及びセキュリティ管理から出題されます
伝送、無線、交換、データ通信及び通信電力のうちいずれか一分野を選択します
線路主任技術者試験
- 線路設備及び設備管理
- 専門的能力
線路設備の概要、当該設備の設備管理及びセキュリティ管理から出題されます
通信線路、通信土木及び水底線路のうちいずれか一分野に関する専門的能力
つまり、どの受験者も4科目受験し、合格しなければなりません。
試験にかかる手数料は?
科目数によって変わります。
- 全科目(4科目)受験:18,700円
- 3科目受験:18,000円
- 2科目受験:17,300円
- 1科目受験:16,600円
- 全科目免除:9,500円
けっこう高いので頑張って一発で合格するようにしましょう。
私は2回目で合格しましたが。。
試験時間は?
全科目受験の場合はほぼ一日かかります。科目合格していれば朝だけ、昼だけの方もいるでしょう。
- 9:45集合、10:00~13:00 試験:「法規」、「伝送交換設備(又は線路設備)及び設備管理」
- 13:00~14:00:休憩
- 14:05~14:20 試験:「専門的能力」、「電気通信システム」
試験問題は?
試験問題は日本データ通信協会で過去2年分は公開されています。
参考電気通信主任技術者試験問題・解答 | 日本データ通信協会
または本サイトの過去問演習をご利用ください。
トップページもしくはサイドバー(スマホの方は下へスクロールしてください)にあります。
試験実施日は?
平成30年度は下記の2回です。
- 第1回: 平成30年7月8日(日曜日)
- 第2回: 平成31年1月27日(日曜日)
試験場所は?
以下の都市で受験できます。
札幌、仙台、さいたま、東京、横浜、新潟、金沢、長野、名古屋、大阪、広島、松山、福岡、熊本、西原町(沖縄)
試験の申し込み方法は?
申請書による申請とインターネットによる申請があります。
実務経験で免除できる方は申請書が良いと思います。
参考
本ページの内容は下記を参考にしております。
参考電気通信主任技術者試験 受験の手引き | 日本データ通信協会